出産後に「なんとなく身体がつらい」と感じるのはなぜ?
出産を終えた後は、身体だけでなく生活環境も大きく変化します。
赤ちゃんのお世話をしながら、
・抱っこをする
・授乳をする
・おむつを替える
・夜中に何度も起きる
・長時間同じ姿勢で過ごす
・家事をする
など、今までとは違った身体の使い方をする機会が増えます。
そのため、
「肩や首がつらい」
「腰が気になる」
「身体が重く感じる」
「疲れがなかなか抜けない」
「姿勢が気になる」
といったお悩みを感じる方もいます。
ただし、産後の不調にはさまざまな要因が考えられるため、すべてを「骨盤の歪み」や「筋力低下」だけが原因と決めつけることはできません。
産後によくある身体のお悩み
産後は、身体のさまざまな部分が気になりやすくなります。
例えば、
肩・首まわり
授乳や抱っこなどで前かがみの姿勢が続き、肩や首に負担を感じることがあります。
腰まわり
赤ちゃんを抱き上げたり、床からものを拾ったりする動作が増えることで、腰への負担を感じやすくなる場合があります。
姿勢
授乳や抱っこなど、前かがみの姿勢が多くなることで、自分の姿勢が気になる方もいます。
運動不足
出産前と比べて運動する時間が少なくなり、「身体を動かしたいけれど時間がない」と感じる方も少なくありません。
疲労感
育児によって生活リズムが変化し、十分な睡眠や休養を取りにくくなることもあります。
産後の不調の改善を目指すために見直したい5つのポイント
1、抱っこや授乳の姿勢を見直す
産後は、赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりする時間が増えます。
その際、
「いつも同じ側で抱っこしている」
「肩に力が入っている」
「長時間前かがみになっている」
など、身体の使い方に偏りがないか確認してみましょう。
授乳クッションなどを活用して、身体だけで赤ちゃんを支え続けないようにすることもひとつの方法です。
2、長時間同じ姿勢を続けない
育児中は、
「授乳しているうちに時間が経っていた」
「スマートフォンを見ながら長時間座っていた」
ということもあります。
同じ姿勢を長時間続けるのではなく、可能な範囲で姿勢を変えたり、立ち上がったりする時間をつくりましょう。
ほんの少し身体を動かすだけでも、「ずっと同じ姿勢」という状態を避けるきっかけになります。
3、無理のない範囲で身体を動かす
産後は「早く元気な身体に戻したい」と思って、急に激しい運動を始めたくなる方もいるかもしれません。
しかし、産後の身体は回復の途中です。
まずは身体の状態や産後の経過を考慮しながら、無理のない範囲で身体を動かしていきましょう。
例えば、
・短時間の散歩
・軽いストレッチ
・深呼吸
・ゆっくりとした体操
など、できることから始める方法があります。
運動を始める時期や内容について不安がある場合は、産婦人科などの専門家へ相談しましょう。
4、「自分の休む時間」も大切にする
育児中は赤ちゃんのことを優先するあまり、自分の休息を後回しにしてしまいがちです。
しかし、身体のコンディションを整えるためには休養も大切です。
家族に協力してもらえる場合は、
「少し横になる」
「ゆっくり食事をする」
「お風呂に入ってリラックスする」
など、自分の身体を休ませる時間を確保してみましょう。
すべてを一人で頑張ろうとしないことも大切です。
5、「産後だから仕方ない」と我慢しすぎない
産後だから多少の不調は仕方ない。
そう考えて、身体のつらさを我慢していませんか?
もちろん産後は生活環境が大きく変化するため、身体に負担を感じることもあります。
しかし、痛みや不調が強い場合、長期間続いている場合、日常生活に支障がある場合は、一人で我慢する必要はありません。
まずは医療機関などに相談し、自分の身体の状態を確認することも大切です。
「産後=骨盤が歪んでいる」と決めつけない
産後の身体について調べていると、
「骨盤が歪んでいるから不調が出る」
という情報を目にすることがあります。
しかし、産後の不調にはさまざまな要因が考えられます。
睡眠不足、育児による疲労、抱っこや授乳などの身体の使い方、運動不足、生活環境の変化など、複数の要素が重なっている場合もあります。
そのため、
「骨盤だけを整えればすべて解決する」
と考えるのではなく、生活習慣や身体の使い方まで含めて、自分の状態を見直すことが大切です。
産後の身体を動かすならピラティスという選択肢も
産後は、
「運動したいけれど、何をすればいいか分からない」
という方も多いのではないでしょうか?
ピラティスは、身体を大きく動かす激しい運動だけではなく、呼吸や姿勢、身体の動きを意識しながら行うエクササイズもあります。
当院では、一人ひとりの身体の状態や運動経験などを考慮しながら、無理のない範囲で身体を動かすサポートを行っています。
ただし、産後すぐの運動については、出産方法や産後の経過などによって注意が必要な場合があります。
運動を始める時期や内容について不安がある場合は、まず産婦人科などへご相談ください。
整体で身体の状態を見直すという方法
産後の身体は、抱っこや授乳などによって普段とは異なる使い方をする機会が増えます。
当院では整体を通して身体の状態を確認しながら、
・姿勢
・身体の動かし方
・日常生活での負担
・運動習慣
などを一緒に見直していきます。
「肩や腰が気になる」
「姿勢を見直したい」
「運動不足を何とかしたい」
という方には、身体の状態に合わせたケアや運動方法を考えていくこともひとつの方法です。
産後のこんな症状には注意
産後の不調だと思っていても、医療機関での確認が必要なケースがあります。
例えば、
・強い痛みが続いている
・急激に症状が悪化した
・発熱がある
・強い頭痛がある
・息苦しさや胸の痛みがある
・出血など気になる症状がある
・手足のしびれや力が入りにくい
・日常生活に大きな支障がある
などの場合は、自己判断せず医療機関へ相談しましょう。
また、産後の身体について不安なことがある場合も、産婦人科などの専門家に相談することをおすすめします。
「自分の身体は後回し」にしないために
育児中は、どうしても赤ちゃんのことが最優先になります。
「自分の身体のことなんて後回しでいい」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、お母さん自身が身体の状態を確認し、無理をしすぎないことも大切です。
まずは、
・抱っこの姿勢を少し変える
・こまめに身体を動かす
・短時間でも休む
・できる範囲で運動する
など、小さなことから始めてみましょう。
まとめ
産後は、身体だけでなく生活環境も大きく変化する時期です。
そのため、肩・腰・姿勢・疲労感など、さまざまな不調を感じることがあります。
産後の不調の改善を目指すためには、
・抱っこや授乳の姿勢を見直す
・同じ姿勢を長時間続けない
・無理のない範囲で身体を動かす
・休養する時間をつくる
・不調を我慢しすぎない
といったポイントを意識してみましょう。
「産後だから仕方ない」と諦めるのではなく、まずは自分の身体の状態を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?
当院では、整体とピラティスを通して、産後の身体の状態や姿勢、身体の動かし方を見直すサポートを行っています。
無理なく身体を整えていきたい方は、できることから少しずつ始めてみましょう。
※本記事は一般的な情報をもとに作成しています。
症状が強い場合や不安がある場合は、医療機関への相談もご検討ください。





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